GIANT KILLING 第四巻
内容
・村越の言葉:試合後に騒ぐ元気がある時点で今日は負けるべくして負けたってことだろ。
・達美の言葉:俺達がまず戦わなきゃいけないのはね。敵チームじゃない。自分達自身だ。このチームに根付いている「負け癖」。その根っこは深いよ。
・あるラーメン店の頑固おやじの言葉:イマイチなラーメンを作ったら、次に美味いのをつくりゃいいんだ。今日ダメなら明日!てな。
・村越のことが:チームのためにプレーがしてえのか?椿。今は自分の為にプレーしているよ。キャプテンを任されてはいるけどな。他人に構ってられる余裕なんかこれっぽっちもね。ピッチで自分の可能性を模索している。必死だよ。
何を学んだか。
プロサッカーというのは、長いシーズンにわたる戦いであり、継続した勝者になることが必要である。だから、1回毎に腐っていたら、前に進めない。一方で自分たちに巣くっている悪しき慣れにはまってしまっていてはいけない。
組織のためを理由に、今の自分は逃げていないか?村越の発言には、中堅を過ぎてベテランになって成長が止まってしまった人間の苦悩が見える。
それをどう活かすか。
今の自分に説いてしまっている。仕事が楽しくないって、組織のせいにして腐っていなかったか?じゃあ、自分はその矢面にたって、陣頭指揮をとれるのか?
自分がしなくてはならないのは、陣頭指揮をとれるのか?ではなく、取らないといけないし自分がその準備をしてきているのかであろう。むしろ、組織のせいではなく、自分がしっかりしてこなかっただけ。
他人に構っていないで、自分の理想をイメージし、必死に模索しなければ取り残される。